痛みとつきあう
<<<痛みとつきあう>>>
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身体は人生の旅のたった一つの乗り物です。楽しい心の宿る神殿です。
痛みやしびれはいやですね。痛くて仕事に集中できない事もあります。でも諦めないでください。「なぜ痛いか」「どうしたら痛みから楽になるか」をまとめました。我慢しないで手遅れにならないうちに、うまくケア(治療)を受けましょう。自分でも、健康のための正しいセルフケアをして、一日もは早く楽になり、再発しない身体になりましょう。
巧みに、仕事も・好きな事もいっぱい成果がうまれる楽しい人生を実現しませんか。
目次
痛みは大切な感覚です
痛い場所が移動する、
痛みの原因
痛みと心
だれが何を言おうと痛いモノは痛い
脳は痛みをどう処理しているか
心に辛い事があると普通は身体にも苦痛=痛みを感じます。
線維筋痛症
具体的に、どこに働きかけているか
好きな事(趣味)を一杯しよう
治療の回数
<<<痛みは大切な感覚です>>>
- 例えば、痛む、熱をもつ、腫れ上がる、発疹がでるなどの症状は、じつに不快です。しかし、その症状こそ「身体が患部に血(酸素と栄養分と免疫細胞を)を送って治そうとしている大切な反応」 なのです。痛みは人間にとって大切な感覚です。怪我などが原因で、痛みが出た時に、更に大きなダメージを防ごうと、痛みが身体の動きを固めます。その貯めに血流障害も出てきます。その次には、体が血流障害 を治そうとして、血流がおしかけます。その為に「治療反応としての痛み」がでます。ケガをした時に、これが痛くて身体が突っ張って動かせなくなる原因です。 また、治る時に腫れやしびれなどが起こります。
痛い場所が移動する、
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●熱があるから、痛みがあるからこそ、治癒に向かうのです。
- たとえば10カ所悪い所があると、痛いと感じるはせいぜい二つ半ぐらい。他の場所は「痛み」を感じないだけです。臨床では腰痛は6カ所以上,ムチウチは10カ所以上の部位が傷んでいます。最初は「ここがすごく痛い」「次はここ」「次はここかな?」ぐらいしか感じません。処置した所の痛みはすぐに軽くなりますが、感じていなかった所の痛みが次々に出てきます。他の場所は「痛み」を感じないだけです。
- 全部をなくすのには、時間がかかります。一つ一つ治してゆくと痛い所が順番に消えて行き、感じてなかった所の痛みが次々に出てきます。十年以上前の古い傷も出てきます。消えていたのではなく、他が痛くて、感じなかっただけです。身体は覚えているのです。感じたら「治す」チャンスが始まります。
<<<痛みの原因=半分ぐらいはねじれとゆがみが原因です。>>>
- 1.転倒・打撲などによる内出血や筋肉や末梢神経の痛み、脊髄の分離やすべり症よる神経根からの痛みです。
- 2.身体全体や身体の関節のゆがみが原因で、筋肉や腱が引っ張られて、関節に負担がかかり、痛みで動かせなくなります。
- 水がたまる事もあります。
- ゆがみが原因の時は痛み止めの注射や針はあまり効きません。実は痛みの半分ぐらいはねじれとゆがみが原因です。
- 3. 内臓からの反射による痛みや、ガンによる圧迫血行障害による痛みがあります。
- ストレスか多くて食べ過ぎの現代人は、お腹を深く押してみると、みぞおちが痛んだり、背中や腰痛が痛い人は多いです。ガンの場合も鈍い違和感があります。
- 放っておくほど治りにくくなります。特に糖尿病や肝臓病や腎臓疾患のある人は要注意です。失明したり、手足の切断や人工透析が必要なばあいもあります。
- 「内臓からの痛み」には、普通のマッサージに加えて、腹膜や内臓のマッサージが必要です。これは、若返りや不妊にも効果があります。
- 4.身体の柔らかい人(女性)に多い痛みがあります。特に女性は男と比べて関節が弱い人が多いです。思いモノを持つと方の関節が半分抜けてしまう人がいます。関節が柔らかくて緩みすぎて動かす時に痛くなります。ハタヨガをやっている女性が多いです。ポースを完成させることが目的だと勘違いしているからです。関節に無理がかかります。
- ヨガの目的は部分と全体(からだと心・個人の意識と宇宙の意識)を結びつける事です。痛いのは身体からのメッセージです。工夫して緩める事と強くする事の両方を学びとしましょう。
<<<痛みと心>>>
- だれが何を言おうと痛いモノは痛い。痛みを感じるのは、個人差がたいへんあります。本人が痛いといえば、その人は痛みの世界にいるのです。周りの人が「気のせいだ」とか何を言おうと関係ない心の痛みの体験です。痛みの本当の原因がわからないのが80パーセントなのですが、困った事に、心因性だとして心療内科や精神科にまわされて、向精神薬の処方で身体だけではなく心も病んでしまっている人にたくさん出会ってきました。ヨーロッパでは心の病には薬は使いません。
脳は痛みをどう処理しているか
- あらゆる感覚は続くと脳が慣れるモノです。ハイキングなどでお昼を食べるために、石に座ったとします。石でおしりが痛くても、ご飯を食べ出すと、石の傷みを忘れて食事をしてしまうモノです。食べ終わった頃には、また石でおしりが痛くなることがあります。
- 線維筋痛症
- 繊維筋痛症というのがあります。特に負傷したわけでも無いのですが、身体のあちこちが痛くて、動かせなくなります。次第に筋肉が細くなり、身体が動かせなくなり生活に支障がでます。「身体が痛みに慣れなくをなってしまう病気」ともいえます。
- 身体が柔らかくて、神経が繊細で、頭の良い人(女性)がなる事が多いようです。脳が痛みになれなくて、痛くて、筋力が衰えて全身が衰えて行きます。
- 痛くても動かせる様に治療しながら身体を鍛えてゆくと二週間ぐらいで改善します。(松葉杖で来た人が、二週間の治療とトレーニングで、ハイキングできるようにまで良くなった治験経験はあります。)
心に辛い事があると普通は身体にも苦痛=痛みを感じます。
- 心と体はつながっているので、気持ちが落ちると、身体の痛みが発生します。心が折れる痛みです。思い出すと出てくる身体と心の古キズ(トラウマ)もあり、痛みで涙が出てきます。 元横綱の若乃花は引退を決めた夜から、古キズが痛み出して寝られなかったと語っていました。
慢性の痛みは、腫れや動悸やがなければ、まず温める事です。
- 例えば、痛む、熱をもつ、腫れ上がる、発疹でる、こういう症状は、じつに不快です。しかし、その症状こそ、患部に 血流 を送って暖めて治そうという体の治癒反応 なのです。少し痛み止めも可です。
<<<三種類の好きな事(趣味)を一杯しよう>>>
- 仕事が好きな人は幸せな人ですが、ぜひ、仕事以外にも三種類の好きな事を見つけ、楽しみませんか。趣味(好きな事)に一生懸命に取り組んでいる時は、痛みを忘れるものです。
- 自分らしさを感じるモノなら何でも良いです。
- 1つ目は身体を動かす楽しみを。動かすことで身体と心を丈夫にする趣味(散歩しながらのバードウオッチング)やヨガや気功。
- 2つ目は、年取って身体が動かなくなった時でも、出来るモノです。歌や楽器を演奏すること、何かアートを創り出す事。
- できたら人一緒にする。繋がり絆は人を豊かにしてくれます。
- 絵(書)を描いたり作ったモノ(音や作品)を誰かのために、提供したら、「喜び(joy)」は外にも向かってゆき、また嬉しい形で帰った来るかもしれません。
- 3つ目は、人の為に何か奉仕をしてあげること(自然や町のゴミを拾いに行く、人を助けるなど)は痛みを和らげてくれるだけでなく、無喜びの源です。
<<<治療の時に具体的にどこに働きかけているか>>>
- 回数が進むに従い、施術は、痛みを取る治療、 再発しない治療、 予防しない治療、 メンテナンス治療というように、内容が進化してゆきます。
- まず全体の筋肉のゆがみを治します。-->おおざっぱに動けるようになる。
- 患部に繋がる筋肉を緩めます。 -->可動域が広がります。
- 隠れている患部(痛い部位に繋がる関節)を矯正します。-->痛くても動き出します。可動域が広がる
- 筋膜のトリガーポイントに針治療します。 -->痛みが取れます。これで大抵の痛みが取れますが、更に痛いときは、ブロック麻酔の様に神経根に針をします。
- 最後に、テーピングで関節や筋肉をサポートします。
大抵は、痛の後ろに隠れている痛みがあります。患者さんとの協力で。次々に表れてくる痛みや不快感を取って行きます。腰痛の場合は6カ所、首の場合は10カ所ぐらい処置します。そのために。回数がかかり事が多いです。
- そして、家でも出来る体操などをすることで回復が早くなります。してもらう治療からセルフケアへとステップアップしてゆきます。
<<<治療の回数>>>
- 当院は、治療には7回ぐらいの予定を考えてくださいと説明しています。おおむねの話ですが、一度の治療で25% ぐらいの痛みが取れます。結構動くことが出来るようになります。でも、完治したわけではありません、四回で100% なおるのではありません。残りの25%ですから、
- 二回目には 残りの75%の25%ですから、残りは56.25%
- 三回目で 残りは42.18%
- 四回めで 残りは31.6%
- 五回目で 残りは23.7%
- 六回目で 残りは17.79%という計算になります。
- 七回目で 残りは、13.34になります。
- ここまで来るとは、一応はなおったと言えますが、再発予防や健康管理や心身の緊張をほぐして治癒力を高め、筋肉を強きす事により、心配は無くなります。より健康になる治療や健康法(セルフケア)も指導しています。
- 回数が進むに従い、施術は、痛みを取る治療、 再発しない治療、 予防しない治療、 メンテナンス治療というように、内容が進化してゆきます。
- 1. まず、動けるように痛みを取る治療する。初回でも結構動くことが出来るようになります。
- 2. 隠れていた患部を見つけて治療して再発防ぐ。
- 慢性の痛の後ろには、隠れている痛みがあります。患者さんとの協力で。次々に表れてくる痛みや不快感を取って行きます。腰痛の場合は6カ所、首の場合は10カ所ぐらい処置します。そのために。回数がかかる事が多いです。
- なお、交通事故や、何度も負傷した慢性の痛みは、筋肉組織が入れ替わるのに、100日ぐらいかかりますから、長期戦になります。
- 3. 未だに痛みを起こしていない弱い部分を治療することにより、未然に病気を防ぎます。
- 4. 定期的にメンテナンスすることにより健康管理とします。
- 5. 健康増進(体質改善)の治療もあります。不妊治療や体質改善もできます。
- 6. より健康になる方法(セルフケア)を身につける事を勧めます。
- なお、交通事故や、何度も負傷した慢性の痛みは、筋肉組織が入れ替わるのに、100日ぐらいかかりますから、長期戦になります。
最後に
皆様にとって、最高の治療を提供できるように努力していますが、難しい症状の人もどんどん来られています。あきらめないで、ケア(施術)を受ける。自分で出来るケア(良いモノを少し食べる、身体を動かす、呼吸法をするなど)して、楽しい毎日の人生にしてください。喜びの毎日 日々是好日
痛みから学びましょう。「気」を高める、する事の中に喜びを感じる
喜びの毎日 日々是好日
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